2007年2月8日木曜日

櫻井さん、こんな記事書いちゃっていいの?

櫻井さん、こんな記事書いちゃっていいの?

週間ダイヤモンド(2006 12 23号)地価狂乱!激変する不動産相場の「新常識」
私にとって、職業上、感心高い特集だったものだから、友人から頂いて読んでいた。一通り目ぼしい記事を読み終えて、そろそろ、終わりだと思いきや、そこで、とても不愉快な記事にぶち当たってしまった。よって、ここに、どうしても書き留めておかないわけにはいかないのだ。
 その記事をここに転載させていただく。
著者は、ジャーナリスト 櫻井よしこさんです。
存在しなかった「南京大虐殺」を材料に
いまだ日本非難を続ける中国の戦略、(がタイトルになっている)
(ここでは、前後の文章は割愛させていただく。)   (  )内は私が書きました。


地価狂乱!いまだ日本非難を続ける中国の戦略、(存在しなかった「南京大虐殺」を材料にいまだ日本非難を続ける中国の戦略、チャン氏の著作(ザ・レイプ・オブ・ナンキン)は、意図的としか言いようのない事実の歪曲と捏造に満ちている。「南京大虐殺」が存在しなかったことは、すでにいくつかの貴重な研究によって立証済みだ。一例が、北村稔氏の『「南京事件」の探求』(文春新書)である。同書は日本語の文献には頼らず、中国語と英語、つまり非日本語の文献にのみ依拠して書かれた。日本人の主観を排して書かれた同書は、南京事件を中国人からの目から見た情報のみでまとめられたわけだ。同書は、中国人による戦中の記録はすべて、「南京大虐殺」は存在しなかったと物語っていることを書いたものだ。

以上です。

学校を卒業した直後あたりに、朝日新聞記者の本多勝一氏の著作「中国への旅」を読んでいた。この本は、本多氏が中国での聞き取り調査した内容を中心にしたルポルタージュで、朝日新聞に連載されていたものを、まとめたものです。その後、続本「南京への道」を読んでから、この本とは全然違う視点から書かれた本が本屋さんの店頭に並んでいるのに気づいた。それから、私の頭のなかで、どっちが本当なの?状態が続いていた。そうこうしていると、本多氏と文春系御用作家との戦いが鮮明になってきた。あちこちで、バトルが繰り広げられ、その都度話題になった。熱い論争が続き、私はその論争の行き先に、興味深々だった。

鈴木道明「南京大虐殺のまぼろし」

山本七平氏の"諸君”連載された記事  

洞 富雄氏の「南京事件」「”南京大虐殺”はまぼろし」か

私は、「南京大虐殺」の規模的なことについては、推し量ることはできないが、「南京大虐殺」が存在したことには確信をもっています。大虐殺があったのか、なかったのか、そんな大それた問題なのに、そんなことでええのか? はっきりせい!! そんなモヤモヤ状態だったときに、答えを出してくれた人に巡り会えたのです。それは、私の信頼できる親友のお父さんが、自分の息子と私を前に、自分がその現場に遭遇したこと、その直後、特に日本に帰ってからは、この実体を広言するな、と上官より強く命じられたことを、涙ながらに話してくれたことがあったからです。私が持参した雑誌に載っていた写真を見ながら、これは本当に起こったことだ。でも、俺も全部を見たわけではないので、全体的なことはよくわからない。でも、この写真程度のことは、俺はこの目で実際見てきた、と言った。

なので、私は「南京大虐殺」が事実として存在したことに、確信をもっています。

櫻井よしこ氏が、何をもって、前記の如く言い切れるのか、不思議な気がします。すでに、貴重な研究によって、立証済みだとおっしゃる。何故だ?

この重要な問題、「南京大虐殺」は存在したのか? 存在しなかったのか?早く、はっきり、してもらいたいものです。今からたかだか70年程の前の話しだ。卑弥呼がどどこで、何をしていたんだ?、蘇我氏の入鹿や馬子は?、という問題ではない。

公開討論会でもしてみて欲しい。

本日、インターネットで「南京大虐殺」を検索すると、やっぱり、色んな意見があったのだ、と驚かされた。「南京における、事件」としてとらえている人々もいるようだ。国民運動としての、検証が必要に思われます。