2018年1月11日木曜日

ボーイズ・ビー・アンビシャス

2018年・平成30年の正月も幸せな状態で終わった。
私のブログも今年は気合入れて始めよう!!

弊社では、毎週月曜日の朝一番08:50に、経理部を除いた社員全員で業務会を開くことになっている。
でも、今週は月曜日が8日、成人の日で、業務会は9日火曜日。

先週1週間の仕事の捗(はかど)りと各スタッフの仕事の状態を、皆で話し合う。そして、今週の予定されている仕事の采配・用意。それから、肝心かなめの会社の経理の状態をみんなに理解を求める。それらは、年間、半期、四半期、月間に週毎の予算と実績を比較検討する。そのためのレジメを社長が作って、書類として与えられる。

その1字1句を、私は頭をすっきりして理解に励む。これらが、毎週の業務会の全てだ。
最後には、今、貴方たちがやっている仕事を今までとは違う遣り方で遂行したいと、思い立っことがあったら遠慮なく言って来て欲しいと言って、会議は終わった。

会議中、会議の中で指示されたことを頭に入れながら、昨日の朝日新聞の「天声人語」を思い出していた。私のお馴染みのコーナーだ。
業務会での社長の話を聞いていて、やっぱり記事の内容を話さないといけないと思った。
仕事の一つ一つを再考し熟考し、それを勇気をもって行動することなのだ、との趣旨だった。

★20180108の朝日新聞の「天声人語」をそのまま、転載させてもらった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

北海道大学(古河記念堂前)のクラーク胸像

北海道大学の前身、札幌農学校の教頭クラーク博士が語った「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は「青年よ、大志を抱け」と訳される。しかし「若者よ、野心を持て」でもいいはずだ。大志だと高尚で縁遠い感じだが、野心ならもっと身近にならないだろうか。
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作家の林真理子さんは『野心のすすめ』で、大学時代、すべての就職試験に落ちた経験を書いている。ただ者でないのは、もらった40通以上の不採用通知の束をリボンで結び、宝物にしていたことだ。きっと将来成功して、この通知書を懐かしく眺める日が来ると信じていたからだという。

「今のままじゃだめだ。もっと成功したい」という野心を、林さんは車の「前輪」に例えた。努力することが「後輪」である。前輪ばかり空回りするのは見苦しいが、回っていないよりも見込みがあると述べている。

林さんの野心は大きかったようだが、小さい野心もあっていいだろう。例えば仕事で、教養で、リーダーシップで、身近なあの人に近づきたい、肩を並べたいという気持ち。がんばれば届きそうな憧れと言ってもいいし、身近な仮想敵と呼んでもいい。

車の前輪と後輪を動かすエンジンになるのは「面白い」「大好き」「人や世の中とつながりたい」といった感性や情熱だろうか。アンビシャスであることは決して若者の独占物ではないが、本領であるのはまちがいない。

きょうは成人の日。大きな野心も、たぐりよせてみたい。若くても、そうでなくても。
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昨年の忘年会に、退職間短い私は、宴会の席上、何か話してくれないかと社長から言われ、皆はもっと勇気を持ってくれとか、挑戦してくれとか言った。

お酒を飲んでのことなので、巧(うま)く表現できなかったが、私が長年精神の骨柱にしていたことを述べた。

若者(スタッフのみなさん)よ、勇気を持ってくれ。挑戦してくれ。