20150819 14:00、発症後お世話になっている新百合ヶ丘の病院に、退院後8か月の定例診査を受けに出かけた。昨年の5月16日の事故から8か月間の入院、退院してからも8か月。命辛々(からがら)の日々。五臓六腑、背に腹は変えられる痛さ。ドンドンと命脈が細くなって、このまま死んじゃうんでしょうか?と担当の神経医に質問した。医師の生の声を聴きたかった。
いや、そんな心配ないよ。君の表情や、目つきその他を観ていて、そこまでの心配はいらない。これ以上、どこかの何かの数値が極めて異常になったら、その時はきちんと報告する。大丈夫、今のままなら心配するな、、、、、だった。
数日前に、医者が車を暴走して何人もの人を傷付けた事件が私の頭を貫いた。事故の原因がてんかんだと聞いたので、私にはそんなことはないよと言われるのを、期待していた。担当医は、あそこまで、疾患が深ければ、私ならば、神経衰弱の薬を飲んでもらいます、よ、だった。医師は片手で、丸い錠剤を作った。
その後、インターネットで知り得た脳、前頭葉のことを、折角だからここに保留した。この記事を、全部が全部,完璧に理解できそうにないが、強者(兵)=ツワモノになることは間違いない。よっぽど、この類について知識がないことを痛感した。私は、お借りした資料は必ずいつか、どこかで、遣うと思われる。
脳: 前頭葉
主要な脳溝と葉を側面から見た図。前頭葉は左側に青く示されている。
左大脳半球の外側面。オレンジ色の所が前頭葉。中心溝より前、外側溝より上、の領域として前頭葉は定義される。
画像
前頭葉(ぜんとうよう)は、哺乳類の脳の一部である。大脳の葉のひとつ。前頭葉は両側の大脳半球の前部に存在し、頭頂葉の前側、側頭葉の上前方に位置する。前頭葉と頭頂葉の間には一次運動野が存在する。一次運動野は中心前回に関連付けられた特定の身体部位の随意運動を制御している。
前頭葉が完全に成熟するのは25歳前後と言われており、これは成人期の認知的成熟の印とされている。UCLA のアーサー・トーガ の研究によって、前頭葉の白質の髄鞘は10代の被験者より若い成人の被験者において増加していることが発見された。成人期初期における統合失調症の典型的な発症は、不十分なミエリン化と、それによって引き起こされる前頭の細胞間の非効率的な結合とに関連がある。
大脳皮質のドーパミン感受性ニューロンの大半は前頭葉に存在する。ドーパミン系は報酬、注意、長期記憶、計画や意欲と関連付けられている。ドーパミンは、視床から前頭へと伝えられる感覚情報の制限、及び選択に関連しているとされている。米国国立精神保健研究所の報告によると、前頭前皮質におけるドーパミン活性の減少を起こす遺伝子変異はワーキングメモリ課題における成績の低下と課題中の前頭前皮質の機能の低下とに関係し、統合失調症のリスクをわずかに増加させると報告されている。
機能
動画。赤で示す部分が左半球の前頭葉。右半球は透明にしてある。
前頭葉の持つ実行機能 と呼ばれる能力は、現在の行動によって生じる未来における結果の認知や、より良い行動の選択、許容され難い社会的応答の無効化と抑圧、物事の類似点や相違点の判断に関する能力と関係している。
前頭葉は、課題に基づかない長期記憶の保持における重要な役割も担っている。それらはしばしば大脳辺縁系からの入力に由来する情動と関連付けられた記憶である。前頭葉は社会的に好ましい規範に適合するようにこのような情動を調整する。
前頭葉の機能を計測する心理学的テストとして、指叩き課題 や、ウィスコンシンカード分類課題、言語や図形処理の流暢性の計測などがある[1]。
前頭葉のてんかん
1990年代からてんかんの原因とされる遺伝子異常が明らかになりつつあるタイプがあります。
さらに、MRI、外科治療の効果を比較して、新たなてんかん症候群が確立されています。
良性家族性熱性けいれん、早期ミオクロニー脳症、常染色体優性夜間前頭葉てんかん、家族性側頭葉てんかんなど) 「常染色体優性夜間前頭葉てんかん」は乳幼児期に発症し、夜間睡眠中にけいれん発作が起こります。
これは親も乳児期に同じ発作があった場合に「遺伝性」のてんかんと考えられます。
夜間に発作が起きる前頭葉てんかんの30~40%は遺伝性、常染色体優性遺伝は70%くらいです。
発症しやすい年齢は5~7才くらいで、90%は20才以下で発症します。
家族が熱性けいれんを起こした人も多いです。
神経、頭部MRI、知能は正常で、発作は部分てんかんの薬で抑えられます。
夜間に発作があるため、気づかない、放置されると、ずっと続きますが、中年になるまでには頻度や強度は改善されます。
てんかんは遺伝しないものが多いですが、研究・解析の発展に伴い、いくつかは遺伝子によって原因の解明が進んできました。
将来は遺伝子からてんかんのなりやすさ、予防対策できる可能性があります。
しかし、最新の知見を取り入れた診断要素が何度も提案されてきましたが、問題点も多く十分な浸透はされていません。