2016年6月10日金曜日

日本で一番美しい花は?

日本で一番美しい花は?

★年の瀬までに、これから咲く花のなかで、日本で一番美しい花は蓮(ハス)だと言う人がいる。

私は、祖母が育てていたダリアとか百日草、向日葵(ひまわり)が気に入っていた。
祖母や母がやっていたモノこそ最高のモノと思い込んでいる。
でも、そんな影は、田舎を後にして45年も経てば、すっかり薄れてしまったようだ。

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★雨の日の休日。
高次脳機能障害で、怪しげに固まってしまった脳を、少しは緩めたくて、一体、日本人はどのような花が一番美しい、と思っているのだろうか、と考え出した。
頭に、新鮮な血を巡らせたかった。

私の脳は傷ついたままだが、美しいものを観て蘇りたい。
でも、今日は、脳の怪我については語らない。
休日を、少しでも愉しいものにしたい。

桜なのかツツジなのか、それとも吃驚するほど思わぬ花を告げる人が現れたら、エエのに。
それほど、私の頭はコチコチ!
いわゆる感性が薄まってしまった。

気分を好くする色や香り、見た目が格好いい花を、見つけ出せない。

そんなコチコチ頭だけれど、蓮(ハス)のことを浮かべた。

蓮のことを皆はどう感じているのだろうか? 脳足(ノー・タ)リんの私には、これこそが重要なことだった。

蓮の花は朝に咲いて、夕方に蕾に戻るようだ。
何故だ?
不思議な花だ。

綺麗な水でも、蓮は花を咲かせることはできるが、大きな花を咲かそうとするのであれば、泥水が必要になるそうだ。
何故だ?
これは、第二の不思議だ。

鶴岡八幡宮源平池のハス


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★実は今回のブログで本当に言いたかったのは、日本で一番美しい花が何なのか?ではなく、私自身に、それを判断できるだけの感性が弱っていることだった。

嘆かわしい、私の感性不足が、何よりも何よりも貧困なのだ。


★ 以下の文章と写真は、ネットのものをそのまま引用させていただいた。

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮


源氏池

源氏池


平家池

平家池

鎌倉八幡宮の正面の両側に広がり、かっては東の源氏池に三つの島が、西の平家池に四つの島が配されていた。
三は「産」で源氏の繁栄を、四は「死」で平家の滅亡を祈願したためと伝われている。


★鎌倉のハスは、鶴岡八幡宮の源平池で咲くハスと、大賀博士が発見した大賀ハスが咲く、材木座にある光明寺が名所です。

開花時期はハスの花の種類や咲く場所、気候の状況によって違いがあるが、大体、7月から8月です。

かっては、「源氏の白旗」と「平家の赤旗」にちなんで、源氏池には「白ハス」が、平家池には「紅ハス」が植えられていたといいますが、現在は紅白咲き乱れている。