先月、『ジイジー!「馬耳東風」ってどういう意味なの?』と、孫から尋ねられた。
その時の、私の返答は、この言葉は大事なことを教えられても聞いても、本当の意味をわからないままでも、平気で平気でいられる人のことで、対象になる人は余りいい性格ではないんだ、だった。
馬の耳には東風も西風も関係なく、吹いている風の意味合いなんて感じなかったのだろう。この時は、この程度のお答えだった。
ところが、孫は負けない、、、、、のだ。
何となく意味は解ったが、何故?西風ではなく東風なんですか?と追加の疑問点を突っ掛(かけ)ってきた。ここまで、ぎゅうじって質問されると、知識の足りない吾輩は、せめてネットだけでも調べてみることにした。
春が近づいてきた頃に吹く東風は心地よく感じる。
人の言葉に耳を貸さないこと、又心を留めないこともある。
そのような四字熟語なので、年長者に対しては使わない方がいい。
「粉骨砕身」の意味を教えてから、孫は俺様のことを何でもかんでも、知っている奴と思っているようなのだ。
★馬事東風の語源・由来『四字熟語』 ネットより。
馬耳東風の「東風」は東から吹く暖かい風で「春風」の意味。馬耳東風の「馬耳」は文字通り「馬の耳」のこと。
つまり、人は春風「東風」が吹けば寒い冬が去って暖かくなると喜ぶが、馬は耳をなでる春風に何も感じないという意味で、他人の意見を聞き入れない態様、心に留めようともしない人のたとえとして、「馬耳東風」と言ったものである。
同じような意味で、「犬に論語」「牛に経文」「兎に祭文」がある、とネットで知った。
それにしても、吾輩の脳足り(ノータリ)んには情けないやら悲しいやら、死んでも死にきれんわ。