2018年5月26日土曜日

弊社の庭にも花が

2月末に玄関前の駐車場横の空き地に、チュ-リップの球根を植えた。
その空き地、柿の木だけのさみしいものだった。
ゴールデンウィーク前にものの見事に咲いて、ゴールデンウィーク終了と同時に花弁は散った。
今までその空地に花類を植えたことがなかったので、花満開のときにはスタッフの誰からも大いに喜んでもらった。
花弁を集めて、球根を掘り起こして、今は風通しのいい3階に干している。
上手くいくかどうかそれは疑問だけれど、来年にもう一度チャレンジをしようと思っている。

今度はチューリップの後に、草花の種を蒔いておいたのが、1週間前、ちぃらちぃらと芽が吹きだした。その小さなを芽を見ていて、私の胸が騒ぎ出した。
この小さな芽が大きくなって、どんな花が咲くのか? 考えれば考えるほど嬉しくなる。花の種を蒔いて、そして咲くだろう花のことを考えることは、こんなに幸せな気持ちになるのか!

どんな花の種を蒔いたらいいのか、暫らく悩んだ。
そんなに多くの花を知っているわけではない私には、種を決めるのが一苦労だった。
兎に角、花などには無頓着過ぎる私だから。

金蓮花(きんれんか)にしてもマリーゴールドにしても、どこかで何回か観たことはあるのだろうが、果たしてその花をきちんと話せないほどの能天気!
そんな人間が、こんなことを遣りはじめている愚かさ(オロカサ)を笑ってやってください。




★百日草(ヒャクニチソウ)


先ずは百日草。
何の躊躇いもなく、難なく決めた。
実家の近くの畑には、祖母が必ず植えていた。
この花は、名前通り、開花している期間が長いことを祖母は気に入っていたのだろう。
花径約8センチの中輪で、多くの花弁が重なり盛り上がる半球状の花形。
草丈は約40センチで、草姿はみだれにくく、真夏でも咲き続ける丈夫な品種。
鮮やかな色彩の混合種。

原産地はアメリカ、メキシコ。
生産地・台湾
キク科ジニア属



★金蓮花(きんれんか)
ナスタチューム)


濃緑の丸い葉に浮ぶカラフルな花々。
赤・橙・濃桃。黄色などの花色混合。
コンテナやつり鉢に向くコンパクトな草姿で、ハスに似た小さな葉は花と共に楽しめる。

桜の便りが聞かれる頃が種蒔きの適期。1センチほどの深さに直接蒔く。
発芽まで乾かさないように管理し、発芽してからは間引きはしない。
苗は弱く伸びすぎないように日当たり、風通しのよい場所で乾き気味に管理する。
本葉5~6枚を残して摘芯すると多く分芯し花を多く咲かせる。
過湿を嫌うので水は控えめにする。

原産地は中央・南アメリカ
生産地・タンザニア



★マリーゴールド 

(和名・クジャクソウ)
 












晩秋まで花壇を彩る花つきのよい八重咲き。
花径約5センチのフレンチ系八重咲き品種で、豊富な色彩の混合。
種蒔き後、約50日間草丈15センチほどで開花しはじめる。暑さに強く開花期間が長い。

葉桜のころから初夏までが蒔きどき。種は大きく、水をたっぷりあげる。
日当たりと風通しの良いところで、苗が伸びすぎないように管理する。
花期が長いので月に一度は追肥を与え、花柄を小まめにとり除く。

原産地・メキシコ、グァテマラ
生産地・台湾、チリ
キク科タゲテス属