2019年5月16日木曜日

竹秋(ちくしゅう)とは?

朝飯を食って新聞を読んでいたら、TBSの気象予報士・河津真人氏が天候の説明が終わってから、「竹秋(たけしゅう)」のことを話していた。
夏目三久さんがメインキャスターで進められているテレビ番組=「あさ チャン!」だった。
丁度、今の時期にふさわしいことなのだろう!
真剣にテレビの画面を観た。
そしたら、竹は、今4月から5月頃までが秋なのです。
だから「竹の秋」は春の、「竹の春」は秋の季語として、たくさんの俳句に使われている。














竹は樹木なのだ、イネ科の常緑樹で多くの種類がある。
竹の子を食用とするモウソウチク(孟宗竹)やマダケ、観賞が目的のクロチクやナリヒラダケなどが有名です。
私の郷里の畑にも、モウソウチクの竹林があった。
あったと言うよりも、茶畑のほんの一部に竹の苗を移植させて、その周りを竹の根が延伸しないように深くまで掘りを作った。
父がやっている作業を、横でじっと見学していた。

モウソウチクやマダケにとっての春から初夏は、竹の子を育てるのに栄養をとられる、いわば「実りの季節」でもあります。
また、竹の葉は1年で生え変わりますが、5~6月に黄色く色づいて落葉します。
竹の子が大きくなった後なので、まるで子どもを育てた親の竹が疲れて枯れていくようにも見えますが、実際には、新芽に日光を当てるために古い葉を落としているのだと考えられます。

そして、ほかの樹木が落葉する秋は「竹の春」となって、すくすくと勢いづいていきます。


★ 竹の花
何か月前に「竹の花」のことをネットで知った。
でも、その時には誰からも竹の花についての奇妙な話を教えてもらえなかった。
誰もが、竹の花の不思議なことを知らなかった。

それは何年か前に竹の苗をもらった人が、その成長していく様を観るのが嬉しくて堪らなかったが、ある日竹をよく見るとそこに花が咲いていて、そこからが問題だ。
調べれば花が咲くと、そのうちに根っこから何かが移り進んで、全ての竹が枯れるという。
そんな話を書き込んでいる人が居て、そのある人は悩んでいた。
そんな重要で重大なことを、それ以上知ることなしに今まできてしまった。

そんな竹の花のことを「竹秋」を調べている最中に得た情報をそのまま写真の下に移させてもらった。
竹の花

竹にも花が咲くことを知っていましたか? 
実は「竹の七不思議の1つ」といわれるほど、竹の花は珍しいものです。

竹はイネの仲間です。
しかし、一般のイネ科植物は毎年春に発芽して、夏に花が咲き、秋に実をつけて一生を終えるのですが、竹は花を咲かせるまでの期間が大変長く、その期間を「開花周期」と呼びます。
この開花周期は竹の種類によって異なるだけでなく、これまでに開花が確認されていない種類もあるなど、神秘的な状況にあります。

日本では、モウソウチクについては発芽から67年目に開花したという例が2つあるだけなので、その2例だけで「モウソウチクは67年周期で開花する」と断言することはできません。

ただしマダケについては昭和40年代に、日本だけでなく世界中のマダケがいっせいに開花し、しかもそれは前回の開花から約120年を経て起こったという事実から、マダケは120年周期に間違いないのではないかとみなされています。

竹は私たちの身近な生活に取り入れられていますが、まだまだ知らないことがたくさんあり、一般的なほかの植物とは違う自分なりの時間軸を生きているおもしろい植物なのですね。