2019年12月3日火曜日

霧にむせぶ朝


ネットで得た霧の様子。


自宅の玄関先から南側に向かって撮った、朝6時ころ。

20191125(月)のゴミ出しの早朝、06:00のこと。

空は薄暗い雲に覆いかぶされ、ゴミの集積所までの道は暗かった。
朝一番の私の仕事が、妻が集めたゴミを集積所まで運ぶことだった、せめてこれ位は働かなくっちゃ。
雨は降っていないが、気分までどんより暗く、今日はどうしても気分の好い一日になりそうでなかった。
外気は霧に包まれて、100メートル先までは見えない、通る車だって、真夜中のように照明を点けている。
それでも良く見えていないのではと思われた。

こんな機会はそんなにあるとは思えなく、空(す)かさずカメラで自宅から南側、北側を何回も撮った。
レベルの低いカメラなので巧く撮れているか撮れていないかは解らなかった。
取り敢えず会社でコンピューターに入力してその成果をみてみよう、それで何とかしよう。

案の定、精度の悪いカメラなので、撮れたもののは感心できないものだった。
これならば、ヤマオカの実力不足のせいだからと諦めやすい。

それならば、霧とはなんじゃいな? とネットにお世話になった。
霧 - Wikipedia
霧(きり)とは、水蒸気を含んだ大気の温度が何らかの理由で下がり露点温度に達した際に、含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態。

昼過ぎに私の愛(いと)しの畑・イーハトーブに定例の耕作のために出かけた。
自宅を出て暫らく歩くとJRを超える跨線人道橋があって、その橋の床面を見てその霜のようなものに驚いた。
床にはゴム製のマットが敷かれていて、そのマットの上には、白い幕のような霜が張っているように思えた。
私はすかさず、これは霜だと感じた。
霜だけれど、マットの下に土らしきものがないために、霜柱を立てることもできず、ただ、マットの上に寝そべっているしかなかったのだろう。
その上を歩くことだって慎重にならざるを得なかった。
白い露だってあるのかもしれないが、これは霜だ、だって白い幕のようだったから。

霜柱のことは、子供のころの田舎時代に嫌というほど付きあった、そして大学時代は所属していたサッカー部のグラウンドの周りの霜柱を愛した。
よって、幼少のころから霜柱に関してはそれなりの知識があった。

それじゃ霜とは、零度以下に冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が昇華(固体化)し、氷の結晶として堆積したものであるとネットで知った。

だから、朝一番の霧と霜を今日はお目にかかったことになる。