ドストエフスキーの「悪霊」(新潮社の文庫本 訳者・江川 卓)の上巻(651ページ)を読み上げた。
登場人物が、いっぱい現れて来て、誰と誰が、どのように、関連してストーリーが進んでいくのか、さっぱり解らない。人物に対する説明が、異常に細かく長い。冗長、クダクダと続くのです。
退屈だった。読み続けることに、何かつまらない支障でも起こってくれれば、私は躊躇うことなく、即、中断したことだろう。ところがじゃ、何の支障も起こらず、上巻を読みきってしもうた。
奇跡のようにも、思われる。余程、ドスト爺(じじい)が好きなのだろう。俺が偏執狂なのか、ドストじじいの偏執性が気に入っているのか?
「罪と罰」も、「カラマー~」も、苦しかったけれども、ストーリー性があって面白かった。
下巻に期待しているのですが、この『悪霊」の上巻は、きつかった。
昨日から、下巻に突入。ストーリーが急に展開していきそうな気配だ。楽しみです。
読みます。
読み終えたら、読後感想を書いてみます。
それまで、~