2010年10月9日土曜日

タジン鍋

昨日の夕方、サッカーの日本代表とアルゼンチン代表の試合が19:00から始まるので、そのキックオフの時間が気になってしょうがなかった。私は伊勢原からの帰り。東名高速道路が一斉工事中で込み合っていたので、246号線も避けて、用田を通って戸塚方面へ、そして栄区飯島町に向かった。会社に寄る時間はなかった。

住宅地の開発を計画しているのです。16区画の宅地分譲です。

家に着いたのはすっかり夜の18:30頃になった。キックオフのホイッスルが吹かれるまでに、食事を済ましておきたかった。女房と三女が、なんだかんだと騒ぎながら夕飯の用意をしていたのですが、そこで初めて目にしたのが、タジン鍋だった。「タジン」が憶えられなくて、何度も聞き直して娘から嫌がられた。モロッコの国では、一般的な家庭料理に使われている土鍋だそうだ。

上の写真に写っているのが、タジン鍋です。

我が家では、温野菜をするのを目的に購入したようです。我が家の物と写真とはそんなに形は変わっていません。ネットのWikipediaから拝借しました。

受け皿状の鍋に野菜や肉類を載せて、トンガリ帽子のような円錐状の蓋をかぶせて、コンロなどに乗せるのです。モロッコでは水が貴重で、水なしで料理ができるように工夫を凝らしたのでしょう。食材から上がる水蒸気や香料やハーブななどに含まれる香りの成分が、冷たい蓋の部分で冷やされて、再び水滴になって食材に戻ってくる。

昨夜、我が家で初めて使ったのですが、野菜を山盛りにして蓋をしました。最初のうちに少しの水を入れた方がいいようでした。

昨夜は野菜だけで何も味付けをしなかったのです。それが好かった。それぞれの野菜の本来の味や風味を楽しむことができました。南瓜(カボチャ)、玉葱(タマネギ)、舞茸(マイタケ)、他にも何やら入っていたけど、喉元を過ぎれば、まして昨夜のことだ、な~んにも憶えてない。私には確実に老化が進んでいるようだ。ウインナーソーセージはあった。これは、ちゃんと憶えている。タレは醤油風にしたものでいただきました。女性陣は、ゴマ風味で食していた。

ところでモロッコという国は、どこにあって、どんな国だったっけ?正式にはモロッコ王国と言うらしい、通称はモロッコだ。今でこそ性の転換手術はタイあたりが有名だけれど、かってカルーセル麻紀さんがこの国で手術なされたそうだ。その方面では先駆的な医師がいたようです。

地図の説明