2010年10月6日水曜日

ザッケローニの指導が嬉しい

ザックJの初陣が近い

日本代表が4日、アルゼンチン戦(8日)と韓国戦(12日)に向けてさいたま市内で合宿に入った。アルゼンチン代表チームは、8強入りしたW杯南アフリカ大会メンバーからは14人が入っている。そのメンバー23人を日本サッカー協会が発表した。ほぼベストメンバーだ。メッシ、イグアン、テベスが目の前で、テレビの画面を通してだけれど、どんなプレーを見せてくれるのだろうか。まだ韓国代表メンバーの発表はないが、対戦相手からして最強のメンバーを立ててくる筈だ。試合を楽しみにしている。テレビでは、アルゼンチン戦前に、中田英寿とザッケローニ監督との対談が放映されると聞いている。通訳を介しないイタリア語での対談らしい。録画は済んでいる。これも楽しみにしている。対戦する両国のチームにお願いしたい、親善試合だけれど、本気の本気で戦って欲しい。初めて招集された選手の起用も、できたら叶えて欲しい。

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(西畑志朗撮影)

ザッケローニ監督が練習を初指導した内容が、20101005の朝日朝刊のスポーツ欄に載っていた。その内容を転載させていただいた。ザックさんは攻撃的なチームを作ると言っていたが、先ずは守備面から指導しだした。

攻撃のためには、先ずは堅い守備があってのことだ。イタリアのカテナチオだ。このイタリア語は、日本語に訳すると、閂(かんぬき)だ。私は大学時代、守備専門の特殊なプレーヤーだっただけに、ザックさんが本場イタリアの守備の極意を伝授してくれることを、何よりの喜びとしている。

その内容は次の通りだ。

さっそく4バックでの守り方を選手に落とし込んだ。最初は静かに見守っていたザッケローニ監督。ウォーミングアップが終わると、まず右から内田(シャルケ)、今野(FC東京)、栗原(横浜マ)、槙野(広島)と4バックに並べた。「サイドからのクロスはあまり怖くない。中央をスルーパスで破られるのは厳禁」という考え方のもと、裏を取られないような体の向き、相手に素早く重圧をかける動きを繰り返した。「新しい監督が来れば新しいものが注入される。選手は集中して話を聴いてくれた」

そして、20101007の朝日新聞・スポーツ欄に、かってザッケローニ監督がイタリアのクラブを率いていた時、その下で元ドイツ代表FWのオリバー・ビアホフ(42)は飛躍を遂げた。そのビアホフ氏がザッケローニ監督のことを語ったことが掲載されていた。ザッケローニ監督の考えがよく解るので、その記事をここに転載させていただいた。

「戦術練習の指示は細かい。スローインの状況も繰り返し練習して体に覚えこませた。ミニゲームは自由にやったことがない。常に目的がはっきりしていた」。

「例えば、前線ではリスクを冒せるが、後ろでは許されないという原則。また、守備的MFを2人置くと、『2人は常に球の後ろにいること』という原則もあった。守備の動きについては、『自分の後ろで起きることは注意しなくてもいい』と言っていた。自分の前の選手だけを見れば、後ろにいる仲間が見てくれている、と。ACミランのスター選手でも特別扱いしなかった」。

今日(8日)は、アルゼンチン戦だ。20101008の朝日朝刊スポーツ欄には、昨日のザックJの様子が掲載されていた。その中で、ザックが選手たちに指導した内容を記事のまま転載した。

「日本代表にかける選手の思いの強さを感じる。時間は短かったが、私の哲学を伝えたつもり。全てをこなせるとは思わないが、目指すサッカーの実現にトライして欲しい」

攻撃のキーワードは「縦」だ。

監督は「日本のパス回しは世界有数かもしれないが縦に球を運ぶ意識が薄い。ゴールに直結する攻撃を心がけろ」

球を奪ったら、まずFWへのくさびのパスを考えろ。横パスを減らし、素早くゴールへ。そう意識づけされた。守備は4-2-3-1の形を崩さず重圧をかけるのが基本。

多くの選手が「決め事が多い」と感じる。球や相手の位置に応じた各ポジションの動き方が、岡田監督時代より事細かに指示されている。

 

 

 

 

どうか、監督と選手がいい関係になって、いいチームを作ってくれることを願って止まない。