2011年3月29日火曜日

被災地に義援金を送る

早朝、まだ誰も来ていない事務所で、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。

経営責任者の中さんが出社して来て、開口一番、「ヤマオカさん、うちの会社の財務状況はまだまだ余裕ないのですが、何とか工面して、幾許(いくばく)かの義援金を、東日本大震災の被災地に送りたいのですが、どうでしょう、か」と尋ねられた。

余程思いつめたのだろう、顔つきは真剣だった。う~ん、そうやな、やるしかないかなあ、と肯きながらも、こういうことは社員の皆に話をして、同意を得ることが大事やと応答した。昨夜、テレビの報道番組を見て、居ても立ってもいられなくなった、と言う。

次の定例会議20110328で、皆に話をして社員全員から快諾を得た。我々が所属している同業者等の協会に受付てもらうことにした。

一人ひとりでは、志があっても時間を割(さ)いてまで何かの行動を起こすことは、余程の強い意志がなければできないが、このように会社としてなら、なにかと行動し易い。

日々の公私に及ぶ生活の中で、何をするにつけても、東日本大地震で被害に遭われた人々のことが脳裏から剥(は)がれない。付き纏ってくる。小さな可愛い花を見ても、大空を気持ちよく泳ぐ鯉幟(こいのぼり)を見ても、心はどうしても晴れない。そんなことにウツツを抜かしている場合じゃないだろう、そんな言葉が風に乗って耳に入ってくる。気分が沈みがちになる。

そんな気分を払いのけるには、自分にできることを少しでも実行することだろう、と思い込んでいた矢先だったので、この中さんの動議は、私を元々の私に復活させるには十分なものでした。

被災者の皆さん、心からお見舞い申し上げます。山岡 保 他社員一同より