トルコ桔梗・シェリーライトブルー
この1か月、気温がぐ~んと冷えて、夜風がすこぶる清澄で、そろそろ正月が近づいてきたのかと思われる。夜の小さな星が咲いている。朝、新聞をとりに玄関に出たら、真っ白な月が、空から離れたくないような、悲しげな姿を見せた。天気と俺は、同じような気象なのか、季節の変わりが嫌なのだろう。昨日は、マイ畑のイーハトーブで、野菜の今後の耕作をいかにするべきか、悩んでいた。畑には、霜が下りて、この田舎ぐささが威容に好きなのだ。何故だ、田舎ぐささが、何故こんなに気持ちが好いんだ?
昨年の工事の事故以来、私は身も脳も狂ったままだ。4日前の定期検査でも、医者が言うには、そんなに早くは治らないよ、高次脳機能障害については治らないものと諦めなさい、でも体の方は少しずつは良くなる筈だ。頑張って、努力しなさい。悔しく思うだろうが、頑張るしかないんだ。
小春(しょうしゅん、こはる)は、漢籍で旧暦10月の異称である。このころの気候と陽気が春に似ているため、小春と呼ばれるようになった。新暦では、おおよそ11月ごろ。より詳細には、小雪(11月22日ごろ)を含む朔望月であり、最大で10月23日ごろ~12月22日ごろが旧暦10月になりうる。
小春日和と同様に、冬の季語である。
話をからっと変えさせてもらおう。この小春日和に入ってからの、野菜と魚や肉とのごっちゃ混ぜの煮込みが旨い。何が入っているからとか、味が味噌だからとか醤油だからとか、そんなことに何も言うまい。この俺さまの舌が、真っ正直なのだ。旨いものは旨い。これから増々寒くなろうが、美味しい鍋にはかないっこない。