2018年8月20日月曜日

その走り、見苦しい!!

8月13日、ほぼ12時から。

どっから歩いて大菩薩峠嶺に登れたのか、同行の志君も解からないし、当然私も解かっていない。
大菩薩峠嶺は2056,9メートルの高山だ。
日本百名山に撰ばれている。
その山を、割と平易に登りきったが、自信なんかなく、昔の強靭な体ブリブリ時代の私を思い出せたことで、それは、それは有難い山行だった。
それほど、私は弱り切っていた。

同行者の志君に感謝の念をあからさまに表現した。

それから、19日の日曜日。
此の頃毎日、会社に50分かけて往復しているし、休日には3時間かけて2万歩前後を歩いている。足腰のギクギクが完治してきているようだ。
そんなところに、蟻の目ん玉なのか?蛇の皮なのか、それとも地獄のタカリか? 
不思議なトッカカカリを、自らに降り掛けてしまった。

自宅から東戸塚駅、かって我が家の愛犬だった3頭と次女の子供の墓に頭を下げ、戸塚カントリークラブの横を通って、左近山団地を貫通した。
今井町のイーハトーブによって様子見、自宅に帰った。
そこで、戸塚カントリークラブの横を歩いている際、下り坂を、ちょっと様子見で、ゆっくりゆっくり走ってみた。
走ると言ったって、誰もが感じる走りではなく、下り坂を、下り坂の傾斜のままスピードを上げて、走る真似をしただけのことだ。
そしたら、愕くことなかれ、体に割と負担が軽いではないか。
こんな感覚を、自覚できたのは10年ぶりのようだ。

5メートル走ってしばらく歩き、200メートルほど歩いて10メートル走って、また歩いた。
こんなことを何度も何度も繰り返した。
走ることの久しぶりな喜びと、その歓念が体に喰いこんでくる、こんな幸せを味わえることが、どんなに嬉しいのか、誰にも解かりっこない。

だが、悔しいことに走り方の無様(ぶざま)なこと。
私だって、かっては自慢のアスリートだったが、この走り方は人様の目には触れたくないほど、無様なのだ。
足腰と体全体のバランスの悪さ! そんなこと、構っていられるか!
俺は俺の人生を生きられるだけ生きていくしかないんだ。

自宅に戻っても、何度も何度も、腰や足の痛みを確認したが、心配した以上の苦しさはやって来なかった。
筋肉に痛みが残っていない。

嬉しく、嬉しくて堪らないのです!!!
次回はもう少しレベルを上げなくっちゃ、ならん。