2019年6月23日日曜日

尿(いばり)って?



尿(いばり)
遠藤周作(「週間読書人」昭和34年7月20日)の「夏と馬と私」のなかで、牛のことを描いている。
その表現とは、-----やっと5,6歩歩き出したかと思うと、また立ち止まって今度は長い長い尿(いばり)をしだしたのだ。

この文章を読んでいて、何故、遠藤周作は単純に尿(にょう)としなかったのだろうか? そして、(尿)を読み方として「いばり」とあった。


そこで、物知り不足の私は余計なことを考えてしまった。
何是、尿がいばりなんだ?


ネットで調べてみたら、下記(★)のような記事を見つけた。

泌尿器の概要。腎臓でつくられた尿は輸尿管を経由して膀胱へと送られ、一定量が溜まったら尿道を介して排尿される。

尿(にょう、いばり)は、腎臓により生産される液体状の排泄物血液中の水分や不要物、老廃物からなる。
小便(しょうべん)、ションベン、小水(しょうすい)、お尿(おにょう)、ハルン、おしっこ(しっこ)等とも呼ばれる。
古くは「ゆばり」「ゆまり」(湯放)と言った。
尿の生産・排泄に関わる器官泌尿器と呼ぶ。
ヒトの場合、腎臓で血液から濾し取られることで生産された尿は、尿管を経由して膀胱に蓄積され尿道口から排出される。
生産量は水分摂取量にもよるが、1時間あたり60ml、1日約1.5リットルである。
膀胱の容量は、成人で平均して500ml程度で、膀胱総容積の4/5程度蓄積されると大脳に信号が送られ、尿意を催す。
日本人が人生80年の間に出す尿の平均量は約35トンといわれている。