今日は、9月なか日の15日。
昨日は朝の間と午後になってから、今日は早朝から雨がしっとりと降っている。
秋雨前線の影響だ。
このしっとりと言うのが難敵である。
しっとりとは、降雨が楽々と続き、止むことがない。
流行(はやり)の歌手のように、Septemberの雨なんて、気楽に歌ってはいられない。
中学校時代の私には、真っ青な空と、爽やかな空気、朝夕のひんやりした気温、が9月10月のイメージだった。
4日に徳島県南部に台風21号が上陸した。
この台風は、大阪湾と紀伊水道の沿岸に高潮をもたらした。
そして和歌山、滋賀、愛知、福井、石川県で大雨。
そして、北海道で歴史的な大雨をもたらし、次に起こった地震で、その大雨が大いに原因がありそうな大被害が発生した。
不幸なことに、9月6日未明の3時、北海道胆振東部地震が発生。
厚真町鹿沼では震度7を観測した。
気温の暑さが続いている渦中、大雨が続いたと思いきや、こんなにでかい大地震がやってくるとは、鼻も頬も目ん玉に耳が、へし曲がられた。
17日は敬老の日で、23日秋分の日。そして、24日は私の70歳の誕生日。
大事に細事、煩事、色々ある月だ。
7月8月は連日、真夏日は猛暑日になり、暑さ過ぎて、避暑日になってしまった。
昼夜の気温にはホゾホゾくたばってしまった。
小さな日本の南から北の端っこまで、多くの人々を悩ました。
活動的な年齢層には何とか無理はできても、老人や子供たちには大層な痛手だっただろう。
皆が、暑い暑いと言うものだから、それに文句を言うように、百姓にはこの日射が大事なんですよ。
この暑さで、美味い米ができるんですよ。
今は枯れ葉の向こうに逝っちゃった父が、元気だったころ、そのように言っていた。
暑いとか、北海道は地表そのものが弱いですね、なんてことだけでは、ちょっと寂しいから、気の利く話もしてみよう。
弊社の玄関の前にある駐車場の傍にある空地に、種を蒔いた百日草とカタカナ文字で書かれていた花だけは、気分よく花を咲かせてくれている。
但し、陽が差す部分だけだ。
陽が差さない部分の花は、元気がなく茎も萎えていた。
我が社の園芸部としては、せめてその部分だけでも喜びとしたい。
百日草らが枯れ果てたときのことを考えると、コスモス(秋桜)の苗でも手に入れてこようと思っている。
コスモスの花言葉は「乙女の真心」、わが社にはピッタリだ。
今日は17日。
会社に着くまでの徒歩中、何故、2,3日前にこんな文章を作ったのだろうか?と考えた。
まだ、9月には2週間もあるではないか。
狂喜乱舞、腹を抱えて喜ぶようなできごとは起こらないかもしれないが、自重慎重に生きれば、きっと何かが起こるではないか。
9月こそ今年の華だと、実りの多い月にしたいものだ。
そんなことも考えて、本日は社内に掲げる標語を書いてみよう。