2019年4月11日木曜日

「韓日友情賞」 小平・李の友情を称(たた)えた

20190408(月)の朝日新聞・朝刊・社会面の一枚の写真を観て、相変わらず私の心は弾(はず)んだ。
平昌冬季オリンピックの開催中、この二人の交(厚)情を何も知らなかった私は、日本選手の誰かれなく応援していた。
それが、頗る嬉しかった。

今回は、小平奈緒(金メダル)と李相花(銀メダル)のスピードスケート500メートル争での友情の巻だ。

今までは、日本代表に選ばれた選手は自分の所属するリンクで練習に励んでいた。
ところが、今回からはチームジャパンとして、日本代表に選ばれた選手たちは、指定されたリンクで合同で練習した。
そんなことがあってかどうかは判然としないが、どの選手たちも仲良く日本の成績の向上にシッチャキになっていた。
多くの頑張った選手の一人一人の名前をここで挙げることもないだろう、だって、私に感動を与えてくれたアスリートの何て多かったこと。


ーーーーー
  
授与された盾を持ち、「指ハート」のポーズを作って記念撮影に応じる小平奈緒(左)と李相花=7日、ソウル、武田肇撮影


平昌五輪で女子500メートルを制した小平(右)は、2位の李と抱き合った

記事のタイトルは、小平選手・李選手の友情たたえ

韓国の財団授賞 
平昌(ピョンチャン)の抱擁話題
韓国の2018平昌(ピョンチャン)記念財団は7日、昨年2月の平昌冬季五輪スピードスケート女子500メートルでライバルとして金メダルを争い、レース後には互いの健闘をたたえ合った小平奈緒と韓国の李相花(イサンファ)に「韓日友情賞」を贈った。
五輪の遺産を後世に伝えるという財団の活動趣旨に合うと判断した。

平昌ではレース後、金メダルに輝いた小平が、3連覇を逃して泣く李を抱きかかえ、「チャレッソ(頑張ったね)」とねぎらう場面が話題になった。

ソウルでの授与式に出た小平は「思いがけず大きな注目を浴びたが、私たちにとってあの情況は特別なものではなく、ごく自然なものだった」と笑顔で語った。
五輪後に李から「奈緒がいて私がいる。私がいて奈緒がいる」というメッセージを受け取ったエピソードを明かした。

(ソウル=武田肇)