2006年10月27日金曜日

営業報告書(平成17年9月1日~平成18年8月31日)
 

1.営業の状況
(1)営業の経過及び成果
前期(第27期)の業績を反映し、28期施策として事業拡大強化の舵取りを選択。その3大施策(以下、1.2.3)として
1.                          不動産情報の量的拡大は、仕入営業マンによる情報チャンネルの構築次第であると考え積極的な「営業要員の採用」を志向。
結果、期首6名が期末13名。27期期首在庫が66件予定売上19億、28期期首在庫が127件予定売上50億と現れているように、27期売上にも大きく寄与した。
2.                          第26期、27期に育成事業と捉えていた「開発事業」「静岡地区事業」を本事業の柱の一つと転換し、事業の多様化による信用度UP、経営資源のリスク分散等を志向。結果、「静岡地区事業」では、三島沼津富士・静岡・浜松三地域展開により、激化する川崎・横浜地区での競売事業の売上利益の減少を上回る成果を得た。又、「開発事業」においては、共同事業の形態で出発した「宅地開発」が、国道16号線内外で自力展開(継続中も含め、6現場)。更に、他社ディべロッパーに転売した「淵野辺マンション」の経験の下、伊勢原市桜台にて32戸のマンション建設に着手した。また、相模原市「北里大学病院前」に900㎡の土地を取得し、ビジネスホテル建設をなし、「ホテル1-2-3」が賃借し、投資用物件として販売するスキームができ、今後の事業展開の一つの軸のプロトタイプができた。
3.                          平成17年6月に関連会社「㈱湘南ベストホーム」合併にともない、「個人力」から「組織力」への転換を図るべく、組織・規約・権限等の社内整備に着手。
  数値等目に見えない形ながら、仕入営業・商品化企画・販売・契約管理の事業の流れの道程ができ、効率性・スピード化が図れる成果がでた。
4.                          情報の中に商売の鍵をみる・・・・・・即ち、マーケティング力を活かす成果として、「投資用物件用地」を主としたディべロッパーの物件不足からくる「高買い」傾向に着目し、利益貢献に大きく寄与した。
 

(2)28期施策と展望
1.                         事業軸の明確化・高度化
  中古住宅(戸建・マンション)をリフォームし転売する「リノベーション」事業を主力とし、以下「分譲マンション事業」「宅地開発事業」「住宅建築事業」「収益物件建設事業」「新築戸建住宅建設事業」の6分類し、各事業の精度を高める。
2.                         効率的・機能的組織の本格稼動
仕入・商品化をになう「営業部(3部制)」、専門家のネットワークを組織化し、「営業部」の技術的な補佐および開発事業を担う「開発部」、増加かつ多様化する販売商品の流通化と同時に物件監査を担う「販売部」、育成部門ではあるが個人住宅を請け負う「建築部」また事業部門を支える「管理部」を当社組織とし
★    「UB業務マネージメント システム」(CPオンラインを活用した当社独自のシステム)による業務運営
★    「権限・責任」を明確にした「内部規約」・「稟議・伺い」制度による運営
 

これらをもって、28期はスタートします。
  3.今期の目標
当社事業は「人的要素の反映」である「情報力」に決定することから、仕入営業部員を期末には20名体制を構築しつつ、予算設定として
28期売上 87億35百万 PJ利益8億43百万 
28期仕入 264物件
    と設定、「横浜で一番元気な会社」として鋭意努力しております。
    なお、29期においては「伊勢原マンション」「相模原ビジネスホテル」の売上が見込まれ、28期の目標達成することにより売上100億の大台になることが予測されます。