2006年10月7日土曜日

恥を知れ、滝川市教委

自殺女児 遺書は叫ぶ       

夜の眠りは、仕事上のストレスや夫婦のくだらない諍いも、優しく静めてくれる。早朝は、一日のなかで、とても心穏やかな時間帯だ。 そこで、06:00 新聞を読みながら、朝食をとる。そこに飛び込んでくる、グッドニュースと、バッドニュース。本日はバッドニュースだ。

こんな悲しい遺書を読んだのは、初めてだ。

幼い12才の少女の悲痛な叫びを、誰もが気がつかなかったなんて、どうかしてるよ。

世の中、どうかしてる? 子供の問題?じゃないぞ。大人が狂っている。

教育の現場が狂っていても、なにもそんなに変なことではないの?監督する教育委員会が狂っているのだから、しょうがないんじゃないの。

そんな馬鹿な!!

じゃ、どうすりゃいいのだ。

まず、事実を調査・解明して、全ての事実を公開することだ。~と思っているんだ

朝日新聞(朝)記事より         2006  10  3


北海道滝川市の市立小学校で昨年9月、自分の教室で首を吊り、意識不明のまま今年1月に死亡した6年生の女子児童(当時12)が遺書を残していたことがわかった。同市教委は2日、遺書の内容が一部で報道されたことを受けて記者会見をした。
 

     

遺書は次のような内容でした。


学校のみんなへ


この手紙を読んでいるということは私が死んだと言うことでしょう。私は、この学校や生とのことがとてもいやになりました。それは、3年生のころからです。なぜか私の周りにだけ人がいないんです。5年生になって人から「キモイ」と言われてとてもつらくなりました。


6年生になって私がチクリだったのか差べつされるようになりました。それがだんだんエスカレートしました。一時はおさまったのですが、周りの人が私をさけているような冷たいような気がしました。何度か自殺も考えました。


でもこわくてできませんでした。


でも今私はけっしんしました。  (以下略)





記者会見にて、


「児童の心のサインをつかめなかったことはお詫び申し上げるが、現時点ではいじめの事実を確認できていない」


「ささいな言葉や行為であっても無視することはできないが、一方でその受け取り方は人によってさまざま。いじめを裏づける決定的な事実は出てきていない」


と話した。



今後、市教委として改めて経緯などについて調査するという。 

そして5日の同紙夕刊にて



いじめが原因だった 小6自殺 




滝川市教委、認める
        

2日の記者会見では、いじめの事実を確認していないとして、遺書の公表もしなかった、ことについて、全国から電話約850件、電子メール約千通が寄せられた。


「いじめが認めないのはおかしい」「原因究明が遅い」などと批判する内容がほとんどだったという。


新聞記事  以上




 

 


教員、学校関係者、教員を監督指導する(しなくちゃ、ならない)教育委員会のなんちゅうだらしのないことよ。なんで、もっと、突っ込んで原因究明をしなかったのだ。いや原因究明したけれど、その実体も既に何もかもわかっていて、隠蔽しょうとでも思ったのか?


なし崩し的に、火の気がおさまるの待っていたのだろうか。


自殺をしたのが、約一年前のことだ。今まで何を調査していたんだ。


今まで、いじめと思われる決定的な事実が判明しなかった、と。


なんだと!! あほ!!!



もっと早い段階で、なにもかも解っていたことを、関係各所に報告をして、公表すべきだったのではなかったのか。




少女の悲痛な魂が、今ここでおさまりようのない怒りをこめて、叫び出したのだろう。





恥を知れ、教育者面した者ども。