2017年12月8日金曜日

大雪(だいせつ)ざ

今日20171207は、二十四節気では大雪(だいせつ)だ。
今でこそ、大雪と言われてもビクビクすることはないが、最初、何じゃいなと驚いた。「おおゆき」と読まないで「だいせつ」と読むことを知ったのは、今から10年ほど前のことだった。

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大雪は、この17日だけではなく、冬至(今年は12月22日)までの期間を呼ぶ。
太陽黄径は255度。太陽黄径については意味がわかっていない。
小雪(今年は11月22日)から数えて15日目ごろ。

山岳だけではなく、平野にも降雪のある時節ということから大雪と言われたようだ。九州でも初氷が張り、全国的に冬一色になる。首都圏の1月前の今冬の天気予報では、降雪があるのは10日ほど、20センチ以上の積雪が見られるのは2日ぐらいでしょう、だった。
霜、氷、氷柱(つらら)、霜柱(しもばしら)、寒風、大根干し、鍋物、霜焼け、凍傷、霧などは、もう既にあっちこっちで、大騒ぎ中だろう。
気持ちの良かった秋が終わり、無性に気が重たくなる晩秋が過ぎて、これから春までは厳しい日々が続きますよ、しっかり体のことはお守りください、そんな暗号のようだ。

既に、スキー場のゲレンデには雪がいっぱい、スキーヤーがカッカかっかと雄叫びを上げている。
東北や北海道では、その降雪の凄まじさに根をあげることなく、除雪に苦しんでいるお年寄りの姿が痛々しかった。今年は早いですよとか、降る量がやたら多いんですよ。
熊の奴もそろそろ冬眠にはいるようだ。ときには人にだって襲ってくる奴だ。
私の生家は農業専科。農作物に被害を与える鹿や猪は、冬眠しない。此奴こそ冬眠してほしい動物なんだが。

冬の魚の漁も盛んになる。
例えば、鰤(ぶり)、鮟鱇(あんこう)、金目鯛(きんめだい)、鱈(たら)、平目(ひらめ)、いなだ、はまち、だ。
冬野菜も美味しいものがいっぱいある。
大根、白菜、ほうれん草、里芋、春菊、ブロッコリー、ネギ、小松菜、かぶ、カリフラワー、チンゲンサイ、水菜、人参、キャベツ、ごぼう、蓮根、だ。食べると体に暖気が湧くのだろうか。

12月に入ってから、セーターの下には長襟のシャツ2枚にズボン下を穿(は)きだした。もう少し気温が下がれば、必携のロッテのポカロンを腰の後ろに貼るつもりだ。体を冷やすのが、私の体にはもっての他だ。腰の激痛が戻ってくる。

こんなに苦しんだ腰痛がここまで回復してきたのだから、もう二度と嫌な想いをしたくない。
100円ショップで手袋を買わなくてはならい。

★ここまで文章を綴ってきて、友人たちに「なんだ!! ヤマオカ。お前そんなに冬が苦手だったのか? そんなことはないよな」と言われそうな気がして、この稿の仕上がりの悪さに気づいた。

子供の頃から、誰よりも誰よりも、寒さや暑さに負けたことがなかった。
夏は裸になったし、冬に寒さを感じた時には、母に何かを出してもらって重ね着した。
それで、私の春夏秋冬は平気だった。
他人に寒いとか、厚いとか言いたくなかった。