2011年10月5日水曜日

お~いみんな、今、星が綺麗だ

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昨夜も、20110919今朝(夜半?)も、03:00前後の星が、綺麗だった。

半月になった月が、中天より少し西に寄ったところにあって、その周りに大小の星がキラキラ輝いていた。星がこんなに大きく、明るく輝いているのを観たのは久しぶりだ。今にも、星が降ってくるよう。

台風13号が紀伊半島に大きな被害をもたらしたのは、3週間前だったか。その後の1週間は、昼間、黒い雲が急に現れて、時には地域限定の驟雨に悩まされた。秋雨だ。春雨は、新撰組・近藤勇の「春雨じゃ濡れて行こう」、と生気が漲(みなぎ)っていて、いかにも春らしいが、それに比べて秋雨は、ロマンティックでもの悲しげだ。

今度は、台風15号が沖縄から本土に迫っている。

このように定まらぬ天候なのに、この2、3日の夜空は雲が少ない。

前の冬、事情があって、会社の地下での一人暮らしをした。一人っきりで、読書以外することがなく、深夜の散歩で時間を過ごした。夜長、星座の美しさに夢中になった。充分楽しく、慰めにはなった。その時、星の名前の一つや二つ、星座の一つや二つぐらいは知りたいと思った。

この時、散歩中に、坂本九の「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」、平尾昌章の「星は何でも知っている」、伊東ゆかりの「星を見ないで」、加山雄三の「蒼い星屑」を何度、繰り返し歌ったことだろう。私は、無聊、手持ち無沙汰だったのだ。

20110913の休日に、次女とその長男、娘と孫の三人で磯子区洋光台にあるこども博物館のプラネタリウムを見に行っていた。先ずは、星座をプラネタリウムで勉強をしなくては、と思いついたのがきっかけだった。私には、休日といっても全休はなく、半休するのが精一杯だった。昼を済ませて、娘と孫を迎えに行った。結果、星を勉強したくて、この館に出向いたのだが、好く分からなかった。それよりも、後半に観た3D映像の宮沢賢治の銀河鉄道には感動した。映像が立体的で、ファンタスティックだった。売店で、星座の見方表を買った。

深夜、保土ヶ谷区天王町の駅前公園で、買ってきた星座の見方表と天体の星や月を見比べたが、やっぱり理解は無理だった。都会は明る過ぎるのもイカン。

天王町での地下生活を引き揚げて、半年後の今、天王町から少しは離れた泉区弥生台に住んでいる。住まいから10分も歩けば、昭和の30年代に農地の区画整理が行われた地域が広がっていて、灯りが少ない。その辺りの田園風景は、群馬県のようでも長野県のようでもある。空気が澄んでいるから、星が綺麗に見える。

そこに登場したのが、天王町では使いこなせなかった星座の見方表だ。今日0919、会社から持ち帰った。それを手元に置いたまま、焼酎を飲み過ぎてしまった。星を見るのは、明日、明日、明日にしよう。

九州に台風が近づいてきた。被害が出ないことを祈る。

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それから、数日が経った。

生憎、20110922は台風15号が四国、東海、関東を襲来、夜空に星が見られなかったが、明日は台風一過だ。早朝を楽しみにしたが駄目で、昼間しばらく晴れたが、夜は雲がかかった。

0924は私の63歳の誕生日。感慨無量だ。、会社で、今、星が綺麗だよとスタッフに話しかけたら、経営責任者の中さんが、「ハッブル宇宙望遠鏡」のことを教えてくれた。地上600k上空を周回する宇宙望遠鏡のことだ。長さ11.1k 重さ11t 。地上のように気象の影響を受けないので、正確、精緻な観測ができる、いわば宇宙の天文台だ。内側に反射望遠鏡をを備えている。主鏡は直径2、4m。この望遠鏡で写された映像が、インターネットで見られるので、興味ある方は一目の価値はある。

その後、綺麗に星が見える夜空は少なかった。毎度のことだが、星が綺麗だと気づいた夜は、酔っ払っていて、ただ阿呆のように見上げるだけ。やっぱり、天体観測は夜半か、早朝だ。

綺麗な星空を見ることができて、私がしっかり観測できたら、その報告はしっかりするので待ってくださいな。

秋深い、夜空の星になってしまった。