2013年2月19日火曜日

お姉さんの予報が、図星だった

昇仙峡ロープウェイ

 

20130218、山梨の昭和押原公園グラウンドで、恒例のサッカー大会を終えて横浜に帰るのに、昇仙峡に寄ることにした。娘婿の竹ちゃんが、腹の具合が悪いのにもかかわらず、どうしても行ってみたいと主張した。以前に、近くまでは行ったが全部、見学することができなかったことに、悔いがあるらしい。

地図の説明

 

山麓の仙娥滝駅から山頂のパノラマ台駅。標高差300メートル、距離は1015メートル、所要時間5分。

仙娥滝駅の売店には、いつの時代のどんな紙幣か解らないが、その紙幣を細かく切り刻んものを和紙に入れ込んだ縁起もの、理解に苦しむようなフィギアや、1万円札の束を1億円分を8百円で売っていたり、水晶は山梨の名産で、その水晶を使った飾りものもあった。その商品揃えには一向に興味が湧かなかった。

往復1千円というのも、高いなあと思ったが、観光地ならばしょうがないのかと諦めた。

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山頂駅の駅舎の室温が-5度だった。山頂はパワースポットでご利益(ごりやく)があるとか何とか、こじつけと思われる子どもじみた細工が施してあったが、私には興冷めする一方だった。山頂からは、弥三郎岳(標高58メートル)、南に富士山、西に南アルプス、東に金峰山を主峰とする秩父連山がくっきりと眺められた。大学時代に親しんだ金峰山の五丈石(せき)を探したが見つからなかった。

山頂駅の売店で働いている二人の女性が話しているのを小耳に挟んだ。今日は寒いね。今年、一番寒いんじゃないかなあ、こんなに寒い日の翌日かその次の日には、必ず雪が降るのよ。これは、年長者の女性が、年若い女性に話しかけていた会話だ。

そんなこと言っているけど、そんなわけないだろう、駅員から、今日の富士山は特別綺麗ですと聞かされたからだ。綺麗に見えるということは、空気が澄んでいて雲がかかっていないからだ。雲がないということは、雪や雨を予感させない。

それなのに、雪が降るという女性の予報は、その場では信用できなかった。

ところが、翌々日の今日2013021に横浜でも雪が降った。当然、昇仙峡でも降った。お見事!! 図星だ。幸いにして、積もることはなく夕方にはすっかり消えた。山頂駅で聞いた、あのお姉さんの天気予報はズバリ的中したことになる。1日遅れだったが、雪は降った。

明日はイーハトーブと山田農園で、掛け持ちの野良仕事だ。農園主は雪が積もるのを心配していたが、夕方、雨も雪も止んだ。