2018年12月27日木曜日

22日は冬至、柚子湯だ

22日は冬至だった。

我が家の浴槽には、この権太坂地区で、どこの家(うち)にも負けないほど、大量の「柚子(ゆず)」が入っていた。
柚子の数が多いから、当然と言えば当然だが、うっとりするほどの好い香りが、浴室いっぱいに漂っていた。
今井町の畑=イーハトーブのお隣のオジサンが、自前の柚子をいっぱい呉れたので、こういう結果になった。
道理で、私の体の肌は誰よりも綺麗な筈なんだが、その気配(けはい)はどうも感じられない。
柚子湯だけではなく、2升の柚酒も仕掛けた。
来年の2月以降、私は酒乱になっているかも。
この楽しみは私だけのものなので、声を潜めて吐露したまでです。


これより下部の文章は、全てネットで得たものです。
折角得た文章なので、ここらで、もう一度冬至を正しく知りたいと思った。
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冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間(日の出から日没)が最も短くなる日。
冬至はいつかというと12月21日頃ですが、固定ではなく毎年変動します。
冬至の日の日照時間を、太陽の位置が1年で最も高くなる夏至(6月21日頃。同)と比べると、北海道の根室で約6時間半、東京で約4時間40分もの差があります。

冬至の日の食べ物には、よく知られるかぼちゃの他、「冬至粥」や、地方によって小豆とかぼちゃを煮た「いとこ煮」を食べるところなどもあります。
 

冬至の食べ物は「ん」がつくもので運盛りを
かぼちゃは「南瓜(なんきん)」とも呼ばれ「ん」がつく

「南瓜(なんきん)」だから「ん」のつく運盛り!
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り といい、縁起をかついでいたのです。
運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。

また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのです。

 

かぼちゃが冬至の日の食べ物なのはなぜ?

かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)
つまり、運盛りのひとつであり、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しています。

また、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的です。

本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための賢人の知恵でもあるのです。

 

かぼちゃ以外の冬至の食べ物「冬至粥」って?

かぼちゃなどの運盛りのほかにも、冬至の日の食べ物には、小豆(あずき)を使った冬至粥があります。
昔から小豆の赤は邪気を祓うと言われていますから、冬至粥で邪気を祓い、翌日からの運気を呼び込もうというわけです。

 

かぼちゃと小豆のいとこ煮って?

【いとこ煮】かぼちゃ400g、小豆100g、砂糖大さじ4、醤油小さじ2(4人分) ※甘いゆで小豆を使えばおやつになります。

1:小豆を水煮しておく。
2:小豆とかぼちゃに水を加えて20分煮る。
3:砂糖と醤油を加えて味を整え5分煮る。
4:火を止め、しばらく置いて味を含ませれば出来上がり!
冬至には小豆とかぼちゃを煮た いとこ煮 を食べるという地方もあります。
本来、いとこ煮とは硬いものをおいおい(甥)入れて、めいめい(姪)炊き込んでいくことから いとこ煮 と名付けられた料理なので、小豆とかぼちゃ以外の場合もあります。

 

冬至に こんにゃく?

冬至にこんにゃくを食べる地方もありますが、これを「砂おろし」といい、こんにゃくを食べて体内にたまった砂を出すのです。
昔の人は、こんにゃくを「胃のほうき」「腸の砂おろし」と呼び、大晦日や節分、大掃除のあとなどに食べていたことの名残りでしょう。


なぜゆず湯(柚子湯)に入るの?

【ユズ】ミカン科の常緑植物。耐寒性に優れているので東北地方でも栽培。表面がでこぼこしていて大きなオオユズ、小ぶりのハナユズがある。
柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」
こうした語呂合せから、冬至の日にゆず湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。
昔は毎日入浴しませんから一陽来復のために身を清めるのも道理で、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
端午の節句の菖蒲湯も同様です。

また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。

もちろん、ゆず湯(柚子湯)には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。
さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。


ゆず湯のやり方

銭湯などでは、かなりたくさんの柚子を丸ごと入れています。
ゆず湯の方法も各家庭によって違いますので、幾つかご紹介します。
柚子湯に入りながら「一陽来復」と唱えると、さらにハッピーになれるそうです。

●丸ごとお風呂へ……柚子1個や2個では香りを感じるほどにはなりませんので、たくさん入れたほうが良いでしょう。

●輪切りや半分にカットしてお風呂へ……柚子は香りもよく、成分も出やすい方法です。
ただし、だんだんグシャグシャになってきて果肉や種がお湯に浮いてくるため、お掃除がちょっと大変かもしれません。

●柚子を輪切りや半分にカットし、袋に入れてからお風呂へ……ガーゼなどで袋を作り、中身が出ないようにします。
柚子が見えないのが残念ですが、香りや成分も出やすくお掃除も楽。洗濯ネットでもOKです。

●このほかにもゆず湯には様々な方法があり、複合技にする場合もあります。
・皮を何ヶ所か削いで、丸ごと入れる。
・浅く切り込みを入れてから、丸ごと入れる。
・皮だけしか入れない。
・液をしぼって入れる。
・半分に切って熱湯でよく蒸らしてから、お風呂へ入れる。