2013年7月5日金曜日

私だって、NHKに物申す

20130628の朝日・天声人語で、朝日新聞名古屋本社版の、ある男性がNHKを相手に裁判を起こしたという記事を紹介していた。天声人語のまま、ここに引用させてもらう。

《岐阜県の男性(77)が、NHKのテレビ放送に外国語が多すぎると裁判を起こした。分かりづらくて精神的苦痛を受けたとして慰謝料141万円を求めた。コンテンツやコミュニティーデザインなどを例に挙げて、日本語を軽視するような姿勢は疑問だと訴えている》

私よりも干支(えと)で一回り先輩の訴えに強く共感する。公共の電波を利用している訳で、誰でもが理解できるように編成すべきだ。この意見を素直に聞けないようなら、受信料の不払い運動に勢いが増すぞ、と警告する。

これからは、当方のNHKに対する抗議だ。

私は、スポーツ番組と朝のニュース番組以外、ほとんどテレビを観ない。そんな私が、たまにチャンネルをちゃかちゃかしていて、NHKの娯楽番組にうんだりさせられることがある。民放なら気楽に見過ごせるのに、一息ムっとなる。いかにも金や時間を掛けているような番組も懲り懲りだ。民放と競い合ってそのような番組を作ることはないだろう。

NHKの下請けや関連の子会社、その下の下請け会社を総動員しての制作。親会社として面倒をみたその子会社や関連会社を再就職の受け皿にする魂胆。NHKは、リスクを負わない会社で、金が自由に遣えて、たとえ不興をかってもそれまでだ。

どんな番組が良くて、どんな番組が悪いのかという問題になると、人それぞれに好みや考えが違って、これは決着のつけようがない。ならば、そのように思われそうな番組を作らないことだ。それに、番組編成に視聴者が参加できる機会はあるのだろうか、あって然るべきだ。唯一、一般市民から受信料を徴収している放送局なんだから、受信料を支払った人には、参加して物申す権利があってもいいはずだ。

娯楽番組を全廃、放送だって朝早くから深夜、未明までするはことない。ニュースぐらいは丁寧にじっくり放送して欲しい、NHKはそんなテレビ局でいいのではないか。

それならば、請求される受信料は随分低額ですむだろう。ならば、私だって受信料を払うことにするワ。