2014年1月13日月曜日

あそこに、渡し船があるんですよ

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3~4ヶ月前のこと、経営責任者の中さんと、横須賀市の浦賀湾に添って車で走っていたら、運転中の中さんが、この辺に船着場があって、向こうの岸まで渡し船が出ているんですよ、と話しかけてきた。その時は、視界の隅っこに乗船場のようなものを確認しただけで、それほど感心は向かなかった。

ええ~、今どき、そんな悠長な!! この辺りで、渡し船なんて本当にあるの? 半信半疑、その程度の反応だった。

歌謡曲で名高い、矢(や)~♯~切(ぎり)~♭~の~渡(わた)~ア~し~、なら、歌は下手だけれど、名前だけは知っている。葛飾柴又から江戸川を渡って千葉に着く、東京唯一の渡し船だ。

そして、今年の1月6日の朝日新聞の朝刊・横浜版に、”渡し船に乗ってロトロ当選祈願、叶神社が人気”のタイトルで、半年前に中さんが話題にした渡し船のことが、叶神社と合わせて記事になっていた。私の目は、急に色めき立った。なむ!! あの渡し船のことだ。

その記事をダイジェストさせてもらった。写真も全て新聞掲載のものを使わせてもらった。

 

横須賀市の浦賀湾を挟み、渡し船で結ばれる東西の叶(かのう)神社。西の神社の勾玉(まがだま)を東の神社のお守り袋に収めると、恋愛や友人関係、仕事での良縁に恵まれるといわれる。最近では「叶」を「ロト」と読み、宝くじの当選祈願の地としても人気を集めている。

勾玉は水晶、ヒスイ、メノウの3種類。

鳥居近くの船着場に向った。「ポンポン舟」の愛称で親しまれる渡し船は約300年の歴史がある。150円を払い、のどかな湾の風景を2分ほど眺め対岸に到着。東叶神社は勝海舟が咸臨丸で渡米する前、航海の安全を祈願し、絶食した地だ。

(前田伸也)