先日、元気モンのオジサンの紹介で、横浜西区○△□の土地を買わしていただいた。
この土地は、間違いなく弊社の優良な商品になる。住宅用にも事業用にもなり得る土地で、商品化後は、様々な目的をもった購入希望者が現れることだろう。
今回は、この元気印二重丸のオジサンのことを書きたくなった。このオジサンの名前をこの稿では、失礼ながら縦でも横でもと思ったが、取り合えず横さん、ということにさせてもらった。
物件のインフラに多少問題はあるが、その程度の問題なら、何とか善処できると見込んで実行することにしたのは、物件の特徴もさることながら、何を隠そう、この情報を弊社に持ち込んでくれた横さんの意気によるのだ。横さん、日頃の元気ぶりに輪を掛けて、今回は一段と気合が入っていた。
この横さんは、わが社の若手のホープ・太と、何故か気が合うのだ。年齢差は40歳以上もあるだろうが、横さんは太を可愛がってくれている。横さんは、息子?ぐらいに思ってくれているのだろうか。今まではなかなか仕事が繋がらなかったが、やっとこの企画で仕事を果たすことができた。二人は、壁の向こうで、やっと、仕事が出来ましたねと苦笑しながら談笑しているのを聞いた。私は、二人のそんな会話で、十分心が解(ほぐ)れて幸せな気分になれた。
このオジサンは、私よりも5、6歳年上だろうが、元気なのだ。声が大きく張りがあって、身のこなしが実に機敏なのだ。私の会社に、頻繁に連絡くれるのだから、きっと他社にも随分営業をかけているのだろうと思われる。
2,3年程前に胃袋の全摘出をした。大手術だったことだろう。病気の詳しい内容は聞かされていないが、摘出しただけに重い病気だった筈だ。今の彼の挙動所作を見ている限り、心配の種はどっこにも見当たらない。完璧に健康体だ。でも、病巣のことを医師から告げられた時は、死を覚悟したとも言っていた。
このオジサン、仕事で横浜市内を走り回っているが、それがオートバイなのだ。どんなバイクなのか、仲間の話によると、原付自転車のようなちっちゃなバイクらしいが、その機動力たるや凄い。仕事上の移動は全てそのバイクで、横さんの出没は、あっちこっちで広範囲で見受けられる。横さんの東奔西走の活躍は病み上がり後加速を増し、千里の駒の如しだ。いや、これゃ、千里馬だ。千里馬は朝鮮の伝説の馬で、翼を持ち一日に千里を駆け巡るという。日本人はチョンリマと読むが、朝鮮語としての発音は「チョルリマ」が一般的らしい。
そんな横さんが、久しぶりに会った私に、ヤマオカさん、御社のホームページの「横浜一元気、、、」が気に入っているのですよ、共鳴しているんです、私もこの言葉のように頑張っています、と言った。
私、此の頃、元気がヘコムことがあったもので、横さんの言葉がまぶしかった。