2013年4月8日月曜日

象徴的な一日だった!!

20130406 土曜日。朝早くから雨が降って、その後は曇り空。午後は気象庁の予報通り、春の嵐で、強風をともなう強い雨となった。昨日から、今日の行動を、雨が降ろうが槍が降ろうが、経営責任者の中さんと私は、強い意志を持って決めていた。

10時半までは私用で休みを頂いた。

野良猫を保護して、健康チェック、避妊、去勢して人間との共同生活にある程度までは慣らしてから、インターネットや人伝(ひとづて)で里親募集を行う。そして、希望してくれた里親さんに預けるというボランティア活動をしている友人がいて、綱島の里親希望者宅まで、兄妹猫らの搬送の手伝いをした。私は搬送だけを協力している。活動そのものに理解はしているし、また活動している人を尊敬もするが、私は、まだまだ世間はこの活動に対して認識が低い。

猫らを届けた先のお家(うち)では、おばあさん、娘さんといってももう娘さんでは? それに小学2年生か3年生の男の子が、温かく迎えてくれた。祖母、娘、孫のようにうかがえた。小さな家ですからね、と言われていたけれど、なんのなんの、建物は古かったけれど、家の外回りや家の中は、綺麗に整理されていて、里親希望者は几帳面な方だ。職業柄、物件の内外を観察する癖がついている。猫慣れした一家で、ボランティアの友人は安心していた。

10:40出社。

それから中さんと私は、スタッフが仕入れを検討している中古住宅の下見に出かけた。現場は、栄区長沼、藤沢市湘南台、藤沢市藤沢本町、茅ヶ崎市松風台、茅ヶ崎市中海岸。弊社が商品化するのに、ふさわしい物件かどうかの選定、と商品化する場合の条件を検討する。今日は5件だけれども、平均すると二人は月に100件近くを見て回っている。車の走行距離は月に3000キロから4000キロ。

先月は華々しく商談がまとまって充実した月だったが、今月はまだまとまった契約が通常の月よりも少なく、1週間が過ぎて、気をもみ始めた。そんな時には、どうするかって?、学生時代、サッカーの試合で負け戦(いくさ)が続いたときに必ずやることは、走りこみを徹底的にやって基本的な技術の反復練習に精を出す、そして基本的な戦術、戦法をメンバーが互いに確認し合う、そして勝ち試合のイメージを取り戻すことだった。

中古住宅の下見を終えて、中さんは、やっと商品化になった茅ヶ崎の物件の家の周りの洗浄に出かけた。私は茅ヶ崎のもう一つの現場の生垣や庭木の剪定、庭の雑草の除草を行った。雨が強烈に降りだした。雨合羽を着ているので肌着まで濡れないはずだが、どこからか肌に沁みて来る。時間の経過とともに、気が重苦しい。それでも、中さんが自分の仕事を終えて、私を迎えに来てくれるまでは、できるだけ沢山やり遂げようと、一所懸命に働いた。

験(げん)を担ぐわけではないが、困ったとき、悩んだときに、私がとる行動は、意味もなく無我夢中に何かに耽(ふけ)ることだった。何かに夢中で耽った暁には、何かが見え出す。今は、特別に困った状態ではないが、不安を抱えた私を追い込もうとする影法師を払って気を落ち着かせたい。雨がどんどん強く降る。安全靴の中にも雨が入ってぐじゅぐじゅだ。夢中で、雑草を引き抜いた。

迎えに来てくれた中さんも、気分は高揚していた。帰途、善行までの車中、中さんが弊社の事業の商談が、昼過ぎからいくつも始まりましたと報告をくれた。「ほんま」か? と聞き質(ただ)したが、どうやら、本当らしい。先程までの、雨の中での頑張りが蘇(よみがえ)る。

駅の傍のコンビニでビールを買おうか、日本酒を買おうか商品棚の前でしばらく悩んだ。アルコール37度700ミリリットルのブッラクニッカが費用対効果が一番、レジを済ませて店を出る前に栓を開けてしまった。駐車場の片隅、人目を忍んで空腹にラッパ飲みで一口、胃袋がウイスキーで温かく包まれた。ホロ酔いだ。余り格好の好(い)い様ではないことは、解りきっています。そして、もう一口ラッパ飲みして壜をバッグにしまった。

プラットホームでは、女子高校生の同じ運動クラブの仲間と思われるグループが、線路を挟んで大きな声で話していた。内容はよく解らなかったが、若くて元気な女子高校生がまぶしく見えた。その様子を見ていて、初老のオジサンも頑張っているサカイに、お前らも頑張れよと心の中でエールを送った。私も楽しくなった。