2013年8月15日木曜日

懲りないバックス、守備崩壊

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20130815 日経新聞・スポーツ

前半、先制ゴールを決めて喜ぶウルグアイ・フォルランと呆然とするGK川島

 

サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジカップの日本ーウルグアイ戦は、20130814、宮城県利府町の宮城スタジアムで行われ、日本は2-4で敗れた。

20130730のこのブログで、先の東アジア杯では、欧州組をメンバーに呼ばないで国内組だけで優勝したが、攻撃陣には目新しいメンバーの活躍が見られたが、守備陣においてパッとする成果が得られなかったことに業を煮やした我が孫・晴が、「ジジイ、中澤佑二だよ」と主張したことを書いた。

そして、昨夜の試合だ。

先のコンフエデレーション杯から東アジア杯、守備に関しては、その後の進化どころか反省の跡さえ見られなかった。むしろ、守備力が衰退しているように思われる。それほど深刻だ。

新聞記事によると、本田はトップ下でフル出場して1ゴール1アシストで存在感を示した。4失点と守備が崩壊した一戦ではあったが、「3、4点取れなかったことを反省した方が、チームはいい方向に行くんじゃないかと思う」と攻撃面の物足りなさを指摘したとあった。それ加えて、代表チームは攻撃のかさ上げをとことん突き詰める段階にある、とも言う。だが、本田君、守備がザルではイカンよ。後半、0-3までやられてからの反撃では、遅いんだよ。

怒れよ、本田。君ならドウンガのように怒れる。長谷部では荷が重い。

私がここで言いたいのは、「ジジイ、中澤佑二だよ」の続きになるが、守備についての検証が必要なことだ。何も、中澤佑二や田中マルクス闘莉王だけではなく、このポジションを担える選手の選出・養成、強化が急がれる。まだブラジルW杯までには時間がある。この際、万能型は無理だろうから、強い意志を持った守備の堅固なスペシャリストの補強だ。

かって、朝日新聞の連載で、三浦知良が高校を中退してブラジルで過ごした日々に感じた、日本とブラジルのサッカー文化の違いについてを語っていた記事を思いだした。気を引いたのは、大人と子どもが入り交じって行う試合において、大人は子どもに対して一切手加減をしないことだった。選手は、自分たちのチームが勝つことに夢中だった、と。その辺りから、即ち、勝つためには、負けないためには、何が必要とされるのか? 答えは明解だ。勝因は、上手い奴が、早い奴が、正確な奴が、、、色々いるが、結果的には、精神と肉体の賢くて、強い奴らの集団が勝つのだ。

ウルグアイは、相手が攻め上がってきて、自陣が危険だと察知したら、警告を受けてでもつぶすことに躊躇(ためら)わなかった。これも文化なのだ。許される範囲内での、緊急事態脱却策を当たり前のように普通にやり遂げる。

守備において、決定的な状況で単純なミスをしないこと、仲間と連係してフォロー、カバーするのは当然。単純にクリアーすることも必要だろう。それよりも、ここ一番というところでは、対人プレーのいかなるプレーにおいて、体を張って、少しでも早く、少しでも強く競り勝つこと、相手のスキルを殺すことだ。