20140308 11:30 東名高速道路の裾野インターで下りて、少し246号線を静岡に向ったところの寿司屋さん、ひょうたん寿司で、昼飯を兼ねて集合した。この寿司屋さん、飛び込みのお客さんはほとんどなく、客の大半は法事のお客さんだった。流石に、ネタがよろしいようで、いつものくるくる回る寿司屋さんとは違った。久しぶりに美味しい寿司を食った。
集合したメンバーは、同じ大学のサッカー部の先輩後輩、昭和52年卒を中心にその前後に卒業した元部員たちの毎年恒例の同窓会を、時の栖で行うための腹ごしらえのためだ。同窓会のメインの行事は地元のサッカークラブとの対戦と、その後、バイキングで舌鼓を打ち、旧交を温めることだ。
寿司屋では、私だけは試合に出ないので、熱燗を1本注文したが、前日の燗冷めを出されて憤慨。大きい声を出して文句も言えず、静かに、この酒ちょっとおかしいから替えてよ、と猫をかぶったように抗議した。先方は、私の怒りをどのように感じたのか? 見た目は平然とお代わりを持ってきた。この年になっても、こういう時の怒り方を身につけてこなかった。
我が方は、次女夫婦と孫の三世代の5人組、メディカル機器の会社に努めている杉君組も三世代で、こちらは次女夫婦に孫、長女に孫、長男の8人組の大所帯だ。杉君は往年の名キーパー、試合では相変わらずの軽快、堅守にもかかわらず?いっぱい点を取られてしまった。それでも、優秀な営業マンは底抜けに明るい。彼から学ぶべきことは多い。
14:00から30分3本試合をした。
対戦相手は、地元の袋井サッカークラブの中学1年生だったが、どう見ても中3ぐらいの体つきで、試合前のウオーミングアップでも、よく走るし、よく蹴った。こりゃ、大変な事になりそうだ、と本気でビビった。スコアーはオジサン、おじいちゃんの名誉にかかわること、特別の秘密事項にしておこう。
お利口な対戦相手は、当方のチームを気遣ってくれたのか、本(ホン)ちゃんでは、自分たちのサッカーではなく、オジサン、おじいちゃんに合わせてくれた。そのことにな~んも気づかない仲間たちは、自分たちのチームが割りとよくやっているじゃん、と暢気に観戦している。アカン、当然といえば当然のことなんだろうが、彼らは身も心も老化してしまったようだ。
若い頃は、パスを受ける際には、走り込む先にパスを出すことを求めたが、老人になってしまった今では、足元にボールを出せよ、と声を荒らげていた。
この会で、ゲームに参加した3代目は我が孫・晴ただ1人。2代目が参加しているのは、杉君の息子・ゴウと小君の息子・シンの2人だ。
試合が終わって、 19:30の食事会までのたっぷり余っている時間の過ごし方は、やっぱり、ビールを飲むことだった。これが、時間を一番効率よく過ごすやり方だ。話したいことは、山々ある。毎年恒例の同窓会だ。
メンバーには、三菱系某大手の飲料会社に勤めている奴が二人いて、販促用の飲み物をたくさん用意してくれた。横浜と名古屋に勤務している両君だ。新製品のビールを突き出されて、どうですかね味の方は、と聞かれたが、酔いがピーク寸前の私には解らないよ、と失礼なことを言ってしまった。
話すことはほとんどが昔の思い出話。学生時代の狼藉、失態の数々には事欠かない、誰々の女性関係だとか、どこの誰が可愛いかったとか、フジの嫁はんはキツ~イかったなあ!とか。
久しぶりに顔を出してくれた広島からの白君と藤枝のヒ君。白君は、10年か15年前に広島大会を世話してくれた、広島で長い歴史をもつ酒蔵の若大将だ。ヒ君は、長くアルコール中毒に苦しめられていたが、今は、ちゃんと快復していて、安堵した。体型はマラドーナのような風体(ふうてい)になってしまったが、足技は健在?だった。
宇都宮の松ちゃんも、すっかりおじさんになって静かなモンだ。松ちゃんの学生時代の豪快な酒乱?立ち回りは、誰に迷惑をかけたわけではない。話題としては際立って面白い。
塩山のシさんも衰えが激しい。それでも、日常の仕事は各方面で頑張っているようで、嬉しかった。静岡と神奈川の高校の二人の先生も衰えが激しい。かっては、全日本の代表だったのに、と惜しいむのには無理がありそうか?
さて、来年は皆さんの老化が、どれほど進んでいることでしょうか。