2012年6月6日水曜日

俺が、マイコプラズマ肺炎?

2週間前から、咳が止まらなくて、多少微熱を感じたり、寒気を感じていた。時には激しく倦怠感を感じて、どうにも元気が出ない日もあった。会社でも、臆面なく咳をするのを見るに見かねて、スタッフは、病院へ行くことを進めてくれた。

でも、日に日に、症状は微々たる好転をして、イヤイヤと言いながら耐えていた。

2014FIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア最終予選があった6月3日、対オマーン戦を、竹ちゃんの家でテレビ観戦した時も、テレビの前でゴボゴボ咳をする私に、オヤジ、俺たちに風邪をうつさないでくれよ、と娘から言われた。彼らの冷たい視線を背に、身をすくむ思いでテレビにかじりついた。嫌な思いをさせてしまった、と反省はしている。

そして、0604の月曜日。営業の定例会を終えた頃、体の怠(だる)さを強く感じ、スタッフからは、その咳はただモノではなさそうですよ、きっと肺炎になっていますよ、と言われて、元気がないところに、その言葉はきつかった。そして、ある人は、あなたのその症状は間違いなくマイコプラズマ肺炎ですよ、と断言した。

ネットでマイコプラズマ肺炎を調べたら、成る程、書いてある内容はまさしく私の今の症状通りだったので、尚更、落ち込んだ。そして、午後、会社を早退して国際親善病院へ診てもらいに行った。呼吸器系の診察は、水曜日のみだったので、ここでの診察を諦め、近くの診療所で問診、触診だけをしてもらった。診察を終えて自宅に戻ると、邪念が沸き起こった。明日の診察の結果、必ず、何らかの抗生物質を飲まされるか、注射されることになるだろう、そういうことなら、今夜こそ酒を飲める最後の夜だ、とガブガブ焼酎を飲んで、夜7時には寝てしまった。

 

私に恐怖を与えたマイコプラズマ肺炎とは=(ネットより)

 

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そして、翌朝は0605。

十分睡眠をとったせいか、気分がすっきり、気怠(けだる)さは微塵も感じなかった。昨日が嘘のように快適、すっかり好転していた。こんなに気分が良いのなら、何も病院へ行くこともないのではないか、とまで考えてしまった。今までの不調の原因は、全て睡眠不足だったのか、と疑った。

国際親善病院で、レントゲン撮影、血液検査の結果を見ながら、総合内科の医師から診断を受けた。この医師から酸素濃度テストも受けた。この酸素濃度テストは、ヘモグロビンに酸素がどれだけの割合で運ばれているかを測定するものだった。指標は、97で普通ですと仰っていた。

肺炎の症状はレトゲンの画像から、全く見受けられない。

血液検査から、マイコプラズマは見つからない。

悪質な点は何も見つかりません。空咳(からせき)も、徐々に少なくなってきているのを自覚しています、と話すと、それなら薬も要りませんね、と答えられたので、お金のことが気になっていたので、ハイ、要りませんと元気に返答した。

あなたは、きっと強い体をお持ちなのでしょう、とも言って、検査の全ての項目から、大丈夫ですよ、とお墨付きをもらった。何か、具合が悪くなったならば、再度、来てください、だった。

張り切って会社に出て、みんなに報告した。

 

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