2013年6月26日水曜日

エクサって?

29130625の日経新聞・朝刊の1面の記事、「スパコンOS 日米開発」の中で、「エクサ」という単位を初めて知った。後の方で、この新聞記事をそのままマイファイルする。

25年程前、旧通産省所管の中小企業庁が運営している職業訓練大学校の創業者コースで学んだ時に、創業した会社の社名に「京(けい)」を使っている事業欲旺盛な同窓生がいた。彼の会社はユニフォームを扱う会社で、只今繁忙中、頑張っている。彼の説明で京を知った。

そして、今回は「エクサ」だ。私の知る得る数の単位は一、十、百、千、万、億、兆、京までで、それ以上のことは知らなかった。新聞で「エクサ」を知り、それならばとネットで調べてみたら、気が遠くなる世界が目の前に広がってクラクラした。

 

数の単位を江戸時代の数学者・吉田光由が、塵劫記(じんこうき)の中で著している。でも、元は中国からきたものらしい。それにしても、この妙な漢字のオンパレードはさすがだ。一字づつ確かめたい。

数の単位は次の通りです。
<上の単位>
1…………=一(いち)
10………=十(じゅう)
10の2乗…=百(ひゃく)
10の3乗…=千(せん)
10の4乗…=万(まん)
10の8乗…=億(おく)
10の12乗=兆(ちょう)
10の16乗=京(けい)
10の20乗=垓(がい)
10の24乗=秭(じょorし)
10の28乗=穣(じょう)
10の32乗=溝(こう)
10の36乗=澗(かん)
10の40乗=正(せい)
10の44乗=載(さい)
10の48乗=極(ごく)
10の52乗=恒河沙(ごうがしゃ)
10の56乗=阿僧祇(あそうぎ)
10の60乗=那由多(なゆた)
10の64乗=不可思議(ふかしぎ)
10の68乗=無量大数(むりょうたいすう)

 

<下の単位>
10の-1乗…=分(ぶ)
10の-2乗…=厘(りん)
10の-3乗…=毛(もう)

この下にもドンドン「一乗」されて、10の-21乗=清浄(せいじょう)まである。

 

でも、これらの単位は漢字文化圏の世界でのことで、外国ではもっともっと大きな、もっともっと小さな数の単位は存在するらしいが、私の関心はここまで。エクサについて話を戻す。1エクサとは、100京のことで、1兆の100万倍のことだそうだ。

以下は20130625の日経新聞の記事のままだ。

日米両政府はスーパーコンピューター「京」の100倍の計算能力を持つ次世代スパコンの開発で協力する。東京大学や富士通などが参加してスパコンを動かす土台となる基本ソフト(OS)を共同開発する。開発期間の短縮と費用削減を進め、台頭する中国などとの開発競争で主導権を握る狙いだ。

次世代スパコンは1エクサ(100京=1兆の100万倍)の計算能力があり、2020年ごろの完成が目標だ。日米のほか、欧州や中国なども同じ頃の稼働を目指している。今のスパコンは無償OSのリナックスを改良して使っている。次世代機では必要なCPU(中央演算(えんざん)処理装置)が京の9万個から数十万個以上に増え、リナックスを改良しても動かせないとされる。

文部科学省と米エネルギー省がこのほどOSの共同開発に同意した。近く開発を始める計画で、日本からは日立製作所や理化学研究所も加わる。東大の研究者が開発した基盤技術を応用し、エネルギー省傘下のアルゴンヌ国立研究所と協力してスパコン用のOSに作りあげる。IBMなど米のスパコンメーカーも参加する可能性がある。

OS以外の部分は今のように開発競争を続ける。スパコンの性能はOSだけでは決まらず、システムの構築やアプリケーションソフトなどによっても左右される。日米はそれぞれの手法で開発を進め、世界最速スパコンの実現を目指す。最新のスパコンランキングで、中国の「天河2号」がトップになった。スパコン開発は米日欧中の4強時代に入ったとされる。日米は開発負担を減らし優位に立ちたい考え。