テレビを観ていたら、元女子プロレスラーの北斗 晶さんと和風料理店の料理人が料理番組をやっていた。
そこでの料理メニューが「あちゃら漬け」だった。
料理の何かを求めたくて観たわけでもなく、北斗さんの大胆な演技に目が奪われ、このボケとお叱りを受けるかもしれないが、その北斗さんをじっと観ていた。
この「あちゃら漬け」という言葉だけが頭に残り、そこでどんな料理が作られていたのか、目にも耳にも残っていなかった。
テレビでは、そのメニューが「あちゃら漬け」とあったので、この「あちゃら」とは何ぞやと気になりだし、早速コンピューターにお世話になった。
★語源由来辞典より
あちゃら漬けとは、大根や蕪(かぶ)などの野菜を刻み、唐辛子を加えて甘酢に漬けたもの。
「あちゃら漬け」の語源・由来
あちゃら漬けの「アチャラ」はポルトガル語で、野菜や果物の漬け物を意味する「achar(アチャール)」に由来し、近世初頭に南蛮貿易を通して日本に入ったといわれている。
「あちゃら漬け」の「アチャラ」に似た音で「漬け物」を表している言葉が、インドの「アチャール」、フィリピン・インドネシアの「アチャラ」、ネパールの「チャーレ」、アフガニスタンの「オチョール」など各地に見え、これらは同源と考えられている。
また、「あちゃら漬け」の「アチャラ」は「あちゃら(あちら)」のことで、中国風とする説もあるが、「アチャラ(さん)」と言えば、普通は「西洋(人・風)」を表す言葉である。